処理の安全性確保

収集運搬における安全対策

PCB廃棄物の収集運搬の安全性を確保するため、北九州市では、市処理計画において、PCB廃棄物の収集運搬業者等に対して、PCB特措法及び廃棄物処理法などの関係法令やPCB廃棄物収集・運搬ガイドライン、処理施設に係る受入基準を遵守し、安全かつ適正に収集運搬を行うとともに、市内でPCB廃棄物を運搬するときには、市の定める運行条件を遵守することを義務付けています。

また、北九州PCB廃棄物処理事業の事業期間中における収集運搬経路の安全確保に万全を期すため、市は、若戸大橋・若戸トンネルの維持管理、若戸大橋の長期保全に必要な改修工事、臨港道路響灘1号・2号道路における舗装補修などの維持補修等事業を実施することとしています。

北九州PCB廃棄物処理施設への収集運搬状況は、GPSによる運行管理システムにより常に監視されており、処理施設や市の情報発信・地域活動拠点「環境・コミュニティセンター」で閲覧できます。

処分における安全対策

PCB廃棄物の処分の安全性を確保するため、北九州市は、PCB廃棄物の処分業者に対して、PCB特措法及び廃棄物処理法などの関係法令や環境保全協定を遵守し、適切な操業管理を義務付けるとともに、PCB廃棄物処理の環境への影響を調査するため、処理施設の排出源、周辺環境監視点におけるPCBやダイオキシン類等の測定(=環境モニタリング)を行うこととしています。

また、JESCOは、処理施設の健全性や安全操業の確保、トラブルの未然防止のための長期安全計画及び各年度の実施計画を策定し、計画に基づいて設備の更新・補修等を確実に行うとともに、その実施状況を市へ報告することとしています。

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