北九州市PCB廃棄物処理計画・北九州市PCB廃棄物の安全かつ早期の処理の推進に関する要綱
市処理計画のポイント
1.処理の安全性確保
- 市内におけるPCB廃棄物の運搬方法はトラック輸送のみで、輸送経路も限定します。
- JESCOは、処理の安全性を確保するための長期安全計画と各年度の実施計画を策定し、処理設備や機器の更新や補修などを確実に行わなければなりません。
- JESCOは、処理に伴う汚染物質の排出について、北九州市との間で締結した環境保全協定を遵守し、これまでの実績を踏まえて見直した水準を上回ることのないよう、適切に操業管理を行わなければなりません。
2.期間内での確実な処理
- 安定器及び汚染物等は令和5年度までを処理期限とし、かつ、その期間内で一日も早く処理を完了させることとしていることから、期限経過後は、相応の理由がない限り、受入れを認めません。
※変圧器・コンデンサー等は平成31年3月に処理を完了しました。 - JESCOは、適切な処理対象量に基づく長期処理計画と各年度の実施計画を策定し、計画的かつ早期の処理の推進を図らなければなりません。
3.地域の理解
- 国、JESCO及び市は、処理の進捗状況などについての情報を積極的に公開し、市民に説明を行います。
4.取組みの確実性の担保
- 市は、北九州PCB廃棄物処理事業に係る監視や環境モニタリング、市民に対する情報公開など、PCB廃棄物の安全かつ早期の処理を推進するため、搬入事業者、PCB廃棄物処理業者等の関係者に広く協力を求めます。
外部リンク
- ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理基本計画(環境省) ※国の策定した、PCB処理に関する基本計画です
- http://www.env.go.jp/recycle/poly/keikaku/